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億万長者 マル秘 当選法(2)

魔術を教える際、友人は「半信半疑で使ってはいけない」としつこいほど繰り返したので、彼女は初めての魔術を極めて真剣に行いました。

実行して1週間は普段と変わらない生活が続きました。しかし翌週から、驚くべき出来事が立て続けに起こることになるのです。彼女は毎週宝くじを購入していましたが、火曜日に初めてミニロトで2等を当選します。その当選金額は月給より低いものでしたが、彼女にとっては初めての高額当選でした。さらにミニロト当選から2日後、ロト2で1等に当選したのです。こちらの額は、彼女が今までに目にしたこともないような数字の羅列でした。

当選後も以前と変わらぬOL生活を続けるつもりだった彼女に「これ以上儲けてやろう」という気持ちはありませんでした。しかし“趣味”で買ったサマージャンボ宝くじでも、前後賞を当選したのです! お金はあって困るものではないですが、“宝くじを買うこと”以外に趣味のなかった彼女はいざ大金が当たってしまうと、どうして良いものか戸惑ったと言います。また高額当選が続いたことで、恐怖に近い気持ちも芽生えていました。

そこで彼女はお金を手元に貯め込むだけでなく、ある程度は自分自身に投資をしてみようと考えました。銀座の高級エステへ通い、美容室もワンランク上へ変えました。職場には以前と変わらぬ地味なスタイルで通勤しましたが、休日はネイルサロンへ行き、高級ブランドの洋服を着て町へ出かけるようにしたのです。そんな日々を過ごしていたある土曜の夕方、彼女がデパートの会員制休憩室で休んでいると、男性から食事に誘われました。

男性は紳士的で、一挙一動に誠実な人柄がにじみ出ていました。お付き合いが始まり、半年後に彼からプロポーズを受けるまで、彼女は彼の職業を気に留めませんでした。彼もそれまで言いませんでしたが、身分が明確な人だけが出入りする場で出会ったので安心していたのです。何よりすでに大金を手にしていた彼女は、誰と結婚をしてもお金の心配をする必要がありませんでした。それでも彼の職業を聞かされたときは、驚きで思わず息を飲んだと言います。彼は誰もが名を知る有名食品会社の御曹司であり、代表取締役だったのです。現在の彼女は自宅では良き妻として、平日は経理の資格を活かし彼の会社に勤めています。

彼女のストーリーは、数ある成功者の話のひとつに過ぎません。これらは単なる偶然でしょうか? もし偶然だとするならば、ここまで奇跡のような出来事が立て続けに起こり得るでしょうか? たった一度の宝くじ高額当選でも十分過ぎる幸運であると、私たちは思うはずです。それが二度、三度と起こり、最後には財ある素敵な男性と結ばれています。そこには確実に魔術の力が働いているのです。よく耳にする“セレブ婚”も“財運”のうちであり、アルテミシア・クロウリーの魔術によって実現できるものなのだと、彼女のケースからも断言することができます。

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