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黒魔術エピソード

サッカーと黒魔術

サッカーと黒魔術 黒魔術は過去のもの、あるいは特殊な世界のものと思ってはいませんか?現代でも、そして公の世界でも、黒魔術は生きているのです。

2002年、アフリカネイションズカップ・マリ大会。準決勝のマリ対カメルーン戦直前に、カメルーンGKコーチのヌノコ氏が警官に取り押さえられるという事態が発生しました。ヌノコ氏の逮捕理由は「今大会、使用が正式に禁じられていた呪術を使用した疑い」だったのです。

アフリカンサッカーと黒魔術の因縁は深く、1969年キンシャサ(ザイール)。スタジアムの整備をしていた係員がセンターサークルに埋められていた頭蓋骨を発見。ここのホームチームである「Mazembe」を陥れるためにライバルクラブが黒魔術を使ったにちがいないという噂が広まりましたが、真偽のほどは明らかにされていません。

また、1992年セネガルで行われたアフリカネイションズカップでアルジェリア、ザンビア、カメルーン、ガーナを破ったコート・ジボワールは、政府が雇った黒魔術師のおかげだと噂されています。さらに1998年のワールドカップでグループリーグを突破したナイジェリアの応援席では、呪術師も観戦していたといわれています。

このように、アフリカンサッカーと黒魔術は切っても切れない関係。黒魔術は現代でも、様々な場面で活用されているのです。

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